開祖久高政祺幸利 拳聖十段は「形・組手・分解組手」三位一体の稽古法として練習を体系づけています。
■ 準備運動・基本技術練習
空手道はほかのスポーツと同じように練習の前後には準備運動と整理運動を行います。そしてまず基本の突き・蹴り方を学び、「猫足」フット・ワークなどの基本技術練習を行います。
■形
次に空手独特の練習法である「形」の練習にはいります。ボクシングでいえば、シャドー・ボクシングのように敵を仮想して受けたり、突いたり、蹴ったり、体をさばいて一人で練習する方法です。形は文章にたとえれば文法に当たるもので、古来より先人が実戦を通して苦心工夫してつくりあげた代表的な技を形としてまとめて、ひそかに弟子に伝え教えた文化的遺産です。
■ 組手練習 そして組手練習に移ります。これは実際に一人あるいは二人以上の相手と互いに攻撃・反撃して空手道に必要な「間合い」や「タイミング」、「攻防の法」を学ぶもので、予め約束のもとに行うものを「約束組手」、自由に行うものを「自由組手」といいます。当、少林寺流拳行館道場においては、実際の稽古には、スーパーセーフ安全防具を使用することにより、老若男女、誰もがケガの心配なく実際に思い切り、突き・蹴り・打ち・当て極めることができます。正しい「間合い」と「力の入れ具合」を肌で感じて、生きた技を体得することができます。
■ 「約束乱取組手」 少林寺流拳行館独自の練習法で、これはあらかじめ攻撃と反撃が定められており、いかに攻撃するか、反撃するか、という模範的な空手道の技が連続的に組み立てられます。これは二人または三人以上の相手と組み、協力して練習することによってはじめて正しく演武することができます。
■ 「分解組手」 「分解組手」は、古典形の一挙手一動技を分解し、組み手の技法と戦術を実際に相手と組み鍛錬するものです。術理を理解しまことの技を習得するには、形の分解組手の修練は欠くことができません。
■ 「武器法」 空手道における拳・足は武器のように鋭く鍛えあげ、常に磨きをかけ、シャープに保ち「触れれば切れる」とのたとえがあります。拳足の技の作りを実際に武器を用いて、攻防の原理を学び習得しなければ、空手道本来の真技を体得することができません。当、少林寺流拳行館空手道の技術の習得には、遠間を代表し、長い武器の棒術、近間を代表して短い武器の、犀術、中間を代表して、中心の武器、剣術の研修は、黒帯を取得したものには、必須の鍛錬法です。さらに、琉球拳法の特徴として、徒手空拳にて、いかに武器―棒、犀(短刀)・真剣(本刀)に対して戦い、身を守り勝利をおさめるか、沖縄唐手の原点を知り、拳理を修練する必要条件です。
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